209: 恋人は名無しさん 2006/05/14(日) 10:43:23

んじゃ、俺も投下。

10年ほど前、まだ俺が高校生だった頃の話だ。
俺は小学校に上がった頃から剣道をやっていて、1歳上の同じ道場の先輩と仲が良かった。
子供の頃から仲が良かったので家族ぐるみの付き合いがあり、お互いの家にはよく遊びに行った。
そのせいもあって、先輩の妹(A)と付き合い始めた。
2人とも初めての交際で、何もかもが手探りで不器用で初々しい関係だった。

 

211: 209 2006/05/14(日) 10:48:22
Aと付き合い始めて2年ほどたったある日、その日は部活中の事故で部活が中止になり、
部長だった先輩は、事故の報告の為に呼び出されていた。
俺も付いて行って、先輩に事故の原因が無いことを先生方に一緒に説明しようとしたのだが、
「心配してもらわなくても、そのくらいの事は一人で出来るよ。それより、渡す物があるから、
今日は先に家に行っておいてくれないか?」 と家の鍵を渡された。
先輩の家は共働きで、今までにも何度かそうして鍵を預かったことがあったので、その日も
何の疑いもなく先輩の家にお邪魔した。
玄関にはAが学校に履いていくローファーが脱ぎそろえてあり、どうやら既に帰宅している模様。
脅かしてやろうと、ノックもせずに 「A、もう帰ってたの?」 とAの部屋の扉を開けると、
裸の男女が重なっていたw

 

212: 恋人は名無しさん 2006/05/14(日) 10:54:25
>>209
うわ・・・私怨

 

213: 209 2006/05/14(日) 10:55:35
俺も一瞬固まったが、裸のままでバタバタと慌てている間抜け面に何だか可笑しくなって、
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ と爆笑して、貸してあったCDや本を、相手が服を
着ている間に勝手に回収し、
「んじゃ、これは返してもらうよ。俺の部屋にあるAの物は、後で先輩に渡しておくから。
では、お幸せに」
と、Aが浮気発覚の時にはお決まりの「違うの!」とか「信じて!」とか言ってるのを尻目に
部屋を出たのだが、その余裕のある態度が相手のプライドを傷つけたらしく、翌日呼び出された。

 

214: 209 2006/05/14(日) 10:58:29
呼び出しをかけたのはAの浮気相手だった隣のクラスのB。
「お前の冷たい態度で、Aがどれだけ傷ついたか分かってるのか?」
「お前みたいな奴なら、捨てられて当然だ!」
「お前が悪い! Aに謝れ!」
と、一方的に捲し立てるB。俺も頭に血が上りかけたが、
「まあ、落ち着け。この場合、傷つくのは俺だろ? 浮気されたんだから」
「うるさい! お前が構ってやらないから、そうなったんだ!」
「確かに部活は忙しかったけど、昼休みはずっと一緒だったし、塾も同じ。時間のある時は、
昨日みたいにお互いの家に行って話してたわけだよ。それは君も知ってるだろ?」
「足りなかったんだよ!」
「そうだね。俺とAで擦れ違っていた部分があるのだろうね。俺はそれに気が付けなかった
事を反省して、Aは俺にそれを伝えなかった事を反省すればいいと思うよ。
お互い初めての恋愛だったのだから、今回学んだ事を次に活かせればいいんじゃないかな?」
「見下して言うな! お前が傷つけたんだから謝れ! 昨日だって、何であんなに落ち着いてたんだよ!」

 

215: 恋人は名無しさん 2006/05/14(日) 11:01:02
Bアホスw私怨

 

216: 209 2006/05/14(日) 11:01:49
何だかPCの調子が悪い。
さっきから何度もエラーが出て書き込みしにくいです。
今から外出しますが、全部書きあがってはいるので、
残りはネカフェででも書き込みます。

 

217: 恋人は名無しさん 2006/05/14(日) 11:08:14
B若いな…。>>209wktkして待ってますー。

 

218: 恋人は名無しさん 2006/05/14(日) 11:14:12
何故恋人よりも数段格下な猿とよりによってセクロスなんてしたんだA・・・
トチ狂ってたとしか思えん

 

221: 209 2006/05/14(日) 11:37:07
「そりゃ、君としては、俺が逆上した上で、喚きたてる俺を論破して謝罪させるのが目的なのは
分かるよ。で、現状でどう? まったく逆だろ?w」
「笑うな!」と、胸倉に掴みかかるB。
「Tシャツ伸びるからやめてくれない?w」
「バカにするなって言ってるだろ!」
更に逆上して殴りかかるBを軽くいなして、手首の関節を逆に極める俺。
「あのさ、帰宅部のチャラ男と10年選手の剣道部が相手になると思ってるの?
実力考えようよ。こんな細い腕と薄い胸板でさ、特別な技術もないのに、
運動部員にかなうわけないだろ。俺のことバカにしてる?」
「うるさい! 殺してやる!」
「・・・・・・あのね、俺も根拠のない言いがかりをつけられて、いいかげん頭にきてるんだけどね。
君も冷静に考えればわかるだろ? 俺が誰かにこの事話してる? 自分に有利になるように
周りを味方につけるのは簡単なんだよ。本当のこと話すだけでいいんだから。
でもさ、それをやるとAが悪者になるだろ? 家でも学校でも孤立することになるし、
そうさせたくないから、誰にも言わずにいるんだよ。その事考えたことある?」
「・・・・・・・・・・・・」

 

222: 209 2006/05/14(日) 11:39:43
「まあ、そういうわけだから、君も落とし所考えようよ。俺は謝罪する気ないよ。今考えても、
俺の落ち度じゃないしね」
「・・・・・・・・・・・・」
「俺のことは悪役にしてもいいから、Aと二人で悪口言って盛り上がってくれよ。
ただ、デマとばして、周囲にウソついてまわるのなら、俺も本当のこと言うよ。
Aのことを本当に好きなのなら、それは理解しとけ」
「・・・・・・・・・・・・分かった」
「Aはもう彼女じゃないけどさ、大事な幼馴染だから大切にしてやってくれよ。
お前が泣かしたら、俺は容赦しないよ。それじゃ、俺は部活あるから」
と、その日はそれで終わった。

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