310: 恋人は名無しさん 2007/11/22(木) 23:58:25 ID:BzOCv85r0

高校時代のことです。私はホント傍観者だし、修羅場じゃないかもですが。

私の友人A子は、部活の顧問である30代の教師Sと付き合っていた。
S先生はA子に口止めしていて、二人の関係は秘密だと思っていたようだが
A子の親友である私とBは二人のことを知っており、A子の恋愛の相談にも
のってあげていた。

ある日曜日、私とBが隣の県の遊園地に行ったとき、偶然S先生を見かけた。
ああA子ときてるんだな、気づかないフリをしてあげなくちゃ、と思ったのだが
よく見たらそこにいるのはA子でなく、A子の部の後輩K美だった。
アレッと思いつつ見ていたら、K美はS先生と腕をからめたり、口元についた
ソフトクリームを指で取ってなめたりと明らかに恋人テイストな行動をとり、
S先生もK美の髪を撫でたりソフトクリームを食べさせたりしていた。
間違いなく浮気。
A子に教えるべきだろうか、とりあえず証拠を……と私がムービーで二人を
撮影していると、気づいたらBがツカツカと二人のところに歩み寄っていた!
ちょ、B!何を……と思ったら、BがS先生の横っ面をバシッと平手打ち。
驚くK美とS先生にBは
「S先生!先生はA子と付き合ってるんじゃないんですか?!二股ですか?!
しかもK美なんてまだ15歳じゃないですか!生徒と付き合うだけで淫行なのに
最悪じゃないですか!!」
と怒鳴りつけた。
淫行とか15歳とかのキーワードに反応してか、周囲の人たちがザワザワしはじめ、
S先生はK美の腕を掴んですごい速さで走って逃げた。
Bも私も追いかけたけど、人ごみにまぎれて途中で見失ってしまった。

 

311: 310 2007/11/23(金) 00:00:43 ID:BzOCv85r0

月曜、A子はかなり遅刻して、昼近くなってからBに連れられて登校した。
私はよせと言ったけど、Bは日曜の夜速攻A子の家に行ってすべて報告してしまった。
登校してきたときすでにA子は憔悴しきった様子で目も腫れていたけど、
私のカメラのムービーを見ると泣き崩れて、そのまま保健室行きになった。

放課後、私とA子はなかば強制的にBに連れられてS先生と対決しに行くことになった。
私は、教師ともめごとを起こしたらA子にも都合が悪いことになるんじゃないかと
止めたけど、「もしA子が泣き寝入りするなら校長とかPTAに私が全部言う」と
Bが言うため、仕方なかった。
S先生のところに行くと、いつもは優しい感じだったのにその日は(当然かもだけど)
ものすごく冷たい感じで、こっちを馬鹿にしてるような笑いを浮かべていた。
Bが「先生、昨日K美と浮気してましたよね。A子に謝って、カタつけてください」
と言ったら、S先生はからかうような調子で「何のこと?浮気とか謝るとかさ、
ワケわからないなあ」と言い出した。
そしてA子に「俺、約束を守れない子は嫌いだな。秘密を守れない子は信用できない。
嫌いな子とは付き合わない。だからA子と俺は何もなかった。証拠もないしねw」
とニヤニヤ笑いを浮かべながら言い、じゃあ俺忙しいから、と部屋を出て行こうとした。
A子は一瞬固まって、ボロボロ泣きながらへたりこんだ。
「ちょっと待ってくださいよ!しらばっくれるんですか?!私達知ってるんですよ、
先生とA子付き合ってたじゃないですか!卒業したら結婚しようって指輪も
買ったんじゃないんですか?ほらA子が今はめてる……」
とBがA子の手を持ち上げたら、S先生はフフンと笑って
「そんなオモチャ大人が買うわけないだろ。お前らそいつ(A子)の虚言癖に
騙されてんじゃねーの?つかA子、お前精神科行け。妄想酷すぎるんじゃね?」
と吐き捨てて、ちょうど外から別の生徒が呼びに来たのをいいことに
「オウ!今行くわ!」とめちゃめちゃ普通の笑顔で走り去ってしまった。

 

313: 310 2007/11/23(金) 00:06:21 ID:BzOCv85r0

Bは怒りで真っ青になってるしA子は呆然としてるしで、私はどうすればいいやら
困り果て、とりあえずA子に「もうあんな奴のこと忘れよう、ね」と声かけて
立ち上がらせようとしたら、A子がボーッとした表情のままで
「私証拠ある。ちゃんと付き合ってたって証拠持ってる。」
と言い出した。そして
「あんな人だったなんて思わなかった。絶対許せないよ」
と泣きながら教室に戻り、ロッカーに隠してあった写真を見せてくれた。

写真は10枚ほどあった。全部、ハメ撮り。
S先生がセルフタイマーで撮ったもので、先生の顔が写っているという理由で
失敗作として捨てられていたのを、A子が拾ってとっておいたらしい。
確かにバッチリ二人の顔は写っていたけど、ちょっと人に見せるには
マズすぎるものまでしっかり写っていたのには参った。
私達はそれを持って部室へ。
部室にはK美とその友人達がいて、私達が入った瞬間緊張が走った。
私達が「S先生のことで話があるんだけど」と言ったら、すかさずK美が
「S先生から聞いてます。A子先輩がストーカーして迷惑してるって」
と言った。どうやらS先生に嘘を吹き込まれているらしく、最初から臨戦態勢。
Bは気色ばんだけど、A子は全く動じた様子もなく
「ストーカーだったらこんな写真ありえないと思うよ」
と例の写真をパサッとK美たちの前に……。
ちょ、あなたの○○とかも写ってるのに消しとかなくていいの?www
とか思ったけど、案外みんな真面目に見ているので言えなかった。
全部見た後、K美は泣くのかと思いきや物凄い形相で「ムカつく、ムカつく、
ムカツクムカツクムカツクーーーーー!!」と叫んで飛び出していった。
続いてK美の友人達と、なぜかBも飛び出していった。
私もちょっとどうなるか興味があったが、A子が「もう帰る」と言うので
門まで送っていくことにした(A子の家とウチは反対方向だから)。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします