567恋人は名無しさん2009/09/12(土) 14:01:29 ID: ID:1jL0gBIH0

明らかにおかしなリアクションをしてしまっったらしく、
あれ?知り合い? 世界は狭いねーなんて軽く冷やかしも入りながら
その場を受け流し、なんとか打ち合わせは終了。

その日は何事もなく終わった。
当たり前だ。
なーんにもやましいことはないし、
元カノにもミュージシャンを目指している/w彼氏がいる訳だから。
お互いに昔のこと、何にも問題ない・・・はず!
考えようによっては彼氏を支えるために
家事手伝いを卒業して働き始めたんだから、
ちょっとはまともになったのかな?なんて思ったりして。

打ち合わせの後、彼女が合流して、
上司(仲人をお願いしていた)と3人で食事をした。
その席で、たわいもない話として、上司がナチュラルに取引先での出来事をもちだしたんだ。
彼女もふーん、くらいのノリで聞いていて、
本当に軽い話題の一つとして流そうと思えば流せたんだけど、
いやいや実は、と、あえて自分からむしかえして説明したんだ。
彼女には元カノの話もしてあったから、取引先で再会して心臓が止まるかと思ったことを。
上司には、あの取引先の女性は実は元カノで、メンヘラ気味だから逃げ出したんだ、っていうことを。

 

569恋人は名無しさん2009/09/12(土) 14:04:44 ID: ID:1jL0gBIH0

あちゃー嫌な偶然だねぇなんて話しつつも
過去のことだしお互い前進しているし
取引先のことだから、
別にどうしようもないよね、と大人の会話。

でも一応この2人に話しておいて本当によかった。

なぜなら後日修羅場が訪れたからです。

 

573恋人は名無しさん2009/09/12(土) 14:11:12 ID: ID:1jL0gBIH0

取引先と組んだイベント当日。
会場は一流ホテルで、イベントはつつがなく終了。
つつがなく終了させるのがアタリマエなので、
それはつまり大成功ということ。

終わったあと、ホテル内のレストランで
主要スタッフは軽く乾杯&食事をして解散。

一応俺は若輩者、下っ端なので
ほかのスタッフを全員送り出し、
さあ俺も彼女のもとに帰ろう、としたその時。

卒然後ろから抱きしめられ、驚く俺。

???

腕をほどいて振り返ると、
それは・・・元カノ。

!!!

し、心臓が止まるかと思いました。

 

577恋人は名無しさん2009/09/12(土) 14:18:26 ID: ID:1jL0gBIH0

にっこり微笑む元カノ。
そして信じられない一言を口にしました。

「あなたの赤ちゃんができたの」

・・・彼女の頭の中でどんなドラマが進行していたのかは俺にはわかりません。
わかったことは、彼女は何も変わっていない、ということ。

彼氏いるんじゃないの、とか
俺もうすぐ結婚するから、とか
ホテルの入り口前で軽くパニックな俺。

しかし彼女には何を言っても通用しませんでした。

「もう家に帰れないし、とまっていこ!」
なんて言い出しましたが、
とにかく必死に腕を振りほどき、
思いつくあらゆる手段を使って拒絶の意図を伝える俺。

なんとか、なんとかタクシーに押し込み、
諭吉さんを握らせてその場は逃げ切った。

もうそのときは本当に精根尽き果てて、
ホテルの入り口で座り込みそうなほど
憔悴してしまいました。

 

583恋人は名無しさん2009/09/12(土) 14:30:22 ID: ID:1jL0gBIH0

こいつはまずいことになってきたな、と思い、
彼女には帰宅後に状況報告。
翌週、上司を昼食に誘い出し、
ホテルでのひと悶着を報告。

仕事的にはとりあえず中期的に目標としてきたイベントが終わったので、
元カノのいる取引先は担当を変えてもらうことになった。
また取引先のほうには上司からそれとなく説明しておいてくれる、とのこと。
もう上司様仲人様に超絶感謝!な俺。

彼女とは、元カノは俺んちを知ってる訳だから
とりあえず引っ越しをした方がいいね、ということになった。
あ、一緒に住むということでもあったのですが。

そしてたしかそんな話が出た
翌々週末ぐらいだったと思うのだが、
早速引っ越しが決まり、
彼女が泊まり込みで荷物のパッキングを手伝いにきてくれていた。

あらかた作業が終わり、段ボールの上に乗っけたテレビを見ながら
彼女と缶ビールなんかをのんでまったりしていた午前0時、
インターホンが鳴った。

こんな時間に!?
なんて疑問を抱くのは一瞬で、
すぐに嫌な予感・・・元カノのことを思い浮かべた。

彼女も同様だったらしく、顔を見合わせてとりあえず
覗き窓から外を見ることに。

 

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